2021.03.11
// 3-6
ファーゴの埋蔵金、火星に吹く風
『トレジャーハンタークミコ』を観た。傍から見れば空想の世界を盲信し、それこそが自分の現実だと思い込もうとしている現実逃避者にしか見えないが、彼女が社会にうまく馴染めない様をみていると、とても他人事には思えず、終始憂鬱な気持ちで物語を追っていた。菊地凛子は本当にこういう役がハマる役者だなと再認識。 『 […]
2021.03.11
// 3-6
『トレジャーハンタークミコ』を観た。傍から見れば空想の世界を盲信し、それこそが自分の現実だと思い込もうとしている現実逃避者にしか見えないが、彼女が社会にうまく馴染めない様をみていると、とても他人事には思えず、終始憂鬱な気持ちで物語を追っていた。菊地凛子は本当にこういう役がハマる役者だなと再認識。 『 […]
2021.03.05
// TOOLS
数年ぶりに眼鏡を新調した。ちょっと奮発して、フレームはチタン製。つけ心地も軽快で、視界もクリア。まこと痛快。愉快愉快。 会計前の最後の試着で「よくお似合いですね」と一言。そうか、よくお似合いか。ついついバッファロー66’のビリーのようにご機嫌になって、うっかりレジ横のメガネクリーナーを全 […]
2021.03.04
// 3-6
人類の唯一の生き残りであるホモ・サピエンス。もし、ホモ・ネアンデルタールが生き残っていたらどうなっていただろうか。なんてことを考える。 やっぱり争っていたんだろうか。そして、その代わりにホモ・サピエンス同士の争いが起こらない世界だったんだろうか。もしかしたら国家の成り立ちすら、今とは違った形になった […]
2021.03.03
// 3-6
トム・ウェイツの『Rain Dogs』を聴きながら、エドワードホッパーの『Nighthawks』に想いを馳せる。『Nighthawks』は、深夜の人気のない食堂に特に会話もなく佇むカップルと、そこから距離をとり背を向けて一人座っている男が描かれた、エドワード・ホッパーの代表作だ。この絵を観る時、僕は […]
2021.02.27
// 3-6
土曜の心地よい昼過ぎの日だまり。部屋の床に散らかった毛がキラキラと輝いている。 「なあ、抜け毛。おまえいったいどこから抜けたんだい」 返事はない。 「なあ、抜け毛。つい先日掃除機をかけたんだが、おまえいったいいつごろ抜けたんだい」 もちろん、返事はない。 つけっぱなしのパソコンのディスプレイではin […]
2020.09.30
// 3-6
石鹸ライフからシャンプーライフに切り替えた。髪の調子がよくなった気がする。スタイリング剤も同じブランドのものに切り替えた。良い感じにまとまるようになった気がする。日常に小さな変化をつけるだけで、心の具合が良い気がする。そんな気がする気がする。 勘違いでも思い違いでもいいのだ。僕の気分が世界の気分にな […]
2020.09.22
// 3-6
現在と未来の間に架けられた導線の適切な弛度を求める。ぴんっと張りすぎては小さな負荷に耐えられず、些細な変化で簡単に切れてしまう。アソビは大事なんだと、窓越しに揺れている電線に教えられる。網戸に張り付いていたカメムシは、いつのまにか姿を消していた。遠くでサイレンが聞こえる。誰か、運ばれているのだろうか […]
2020.08.31
// GRAPHIC
好きな色を探っていくと、作る時期によって傾向があることが分かる。頭を使わず感覚だけで形にしていく作業は心のデトックス的作用があり、終わってかたちになる頃にはとてもスッキリするのだが、後日改めて見返すと作ったものに対して小さな嫌悪感を覚えてしまう。もっとこうすればよかった、ああすればよかった、というも […]
2020.08.31
// 3-6
光の中でつかまえて。 光の中でつかまえた。 光の中でつかまった。 光の中で。 光を。
2020.08.25
// OUTDOOR
川辺に座り込み、ずっと流れを眺めていると、だんだん水面と地面の境目があやふやになり、とても大きな生き物が岩と岩の間で蠢いているように見えてくる。 その生き物は見る角度によって自らの色を変え、周囲の光景を取り込みながら下流へと移動していく。 まるで蟲師の世界のお話のようだ。
2020.08.20
// OUTDOOR
数年ぶりに訪れたお墓は、数年前と何も変わっていなかった。また、来ます。
2020.08.17
// OUTDOOR
夢を見た。 僕はまだ小学生で、風邪をひいて寝込んでいる。 外はもう暗く、雨が降っていた。 祖父からの電話が鳴る。 僕はふらふらする体を引きずりながら、傘を持って祖父の元へと向かう。 雨脚が強くなる。 降りしきる雨が傘の上に重くのしかかり押しつぶされそうになる。 祖父の元にたどり着く。 祖父の顔は暗が […]
2020.07.24
// TOOLS
1992年の9月12日。毛利衛がスペースシャトルに乗り、宇宙へと旅立った。当時の僕は彼の偉業には目もくれず、彼が着ていたオレンジ色のスーツに釘付けになった。通称パンプキンスーツとよばれるこの服は、スペースシャトル搭乗時に船内で着用するものだ。数年後、マイケル・ベイ監督の『アルマゲドン』にて、ブルース […]
2020.07.18
// 3-6
エアコンが水漏れをするようになった。さすがにまずいと思い、水滴を受け止めるためのビーカーをエアコンの下に置いた。水滴が落ちるたび、小気味良い音が部屋に響いている。 三浦春馬が亡くなったことを知る。自宅で首を吊り、自ら命を断ったそうだ。彼の作品にきちんと触れたことがあるわけでも、とりたててファンだった […]
2020.07.11
// TOOLS
音楽を聴くということを意識的に始めたのは中三の冬頃だろうか。初めて自分のお金で買ったアルバムはゴスペラーズの『LoveNotes』で、思春期真っ盛りだった僕は、ゴスペラーズが歌う愛の歌にえらく感銘を受けたことを覚えている。受験勉強を集中して頑張りたいからという大義名分のもと親にCDプレーヤー買っても […]
2020.07.03
// TOOLS
Apple Watchを買った。 ウェアラブルデバイス系のお仕事が舞い込んだことが事の発端で、さすがに使ったこともない人間がそんな仕事に携わるわけにはいかないと感じたからだ。いままでは時計といえばCASIOの2000円くらいで売られている安物をずっとつけていた。最低限時間が分かれば良いし、安い分変に […]
2020.06.09
// 3-6
子供達が校歌を大声で歌いながら通りを歩いている。部屋に立ち込める熱気を払うために開けた窓から、その歌声だけが部屋へと迷い込んできた。風は無い。うんざりするほどの熱気が、今も部屋の中をゆっくりと僕を嬲るように漂っている。道すがる近隣住民と先ほどまで校歌を歌っていた子供達が楽しそうに談笑する声が聞こえる […]
2020.05.11
// GRAPHIC
キラキラ可愛いアマビエについカッとなってしまい、作ってしまった。何も資料を見ず手癖だけで作ったので、あとで見返すと恥ずかしくなりそうだ。 いつも作るときは3つ程度の質感を混ぜるようにしているのだが、どうしてもメカメカしい部分を足してしまうのはやっぱりSF好きなせいなのかもしれない。 しばらくスカルプ […]
2020.05.05
// GRAPHIC
iPhone11Proだけでvlogの撮影・編集・公開までを行えないか色々とテストをしている。現在はFiLMiC PROでLOG撮影した素材をVideo LUTにてカラーグレーディングし、LumaFusionで編集・書き出しを行っている。今回これから挙げるアプリを用いて撮影・編集した動画が以下の物だ […]
2020.05.01
// GRAPHIC
model -> http://threedscans.com/sea-star/horned-sea-star/ photoshopの[置き換え]と[特定色域の選択]が面白い。モデルをc4dでレンダリングかけた上でphotoshopに持っていき、画像編集を行っている。 最近はミクロなモチーフにとて […]