すこし遠くへ その2

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和気小学校の少し前にある細い道を左に曲がり、
雑木林に囲まれた道をまっすぐ登って行くと、和気あいあいの里キャンプ場に辿り着く。
この場所に来るのは久しぶりだった。
キャンプ場自体が森の袋小路のようなところにあり、
虚空蔵山への登山道がキャンプ場から続いている。
静かで、ひと気の少ないところが個人的にとても気に入っていた。

キャンプ道具がつまったザックを担ぎ、テント場へと向かう。
あまりこのキャンプ場で他のグループと出くわすことは無いのだが、
今回はどうやら先客がいるらしい。
軽く会釈をしながら先客たちの前を通り過ぎる。

お酒を飲みながら楽しそうに談笑しているカップルが目に入る。
きっとヒト夏の思い出作りにキャンプにきているのだろう。
テントの片隅に置かれたスピーカーからは、
Queenの”Crazy Little Thing Called Love”が流れていた。

 

(あぁ、こういう雰囲気いいな…)

 

何か交流をするわけではないんだけれど、良き隣人としてうまく付き合えそうな気がした。

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◆◆◆

 

今回は、昨年買ったきり一度も張ることができなかった
NEMO TANI LS 1P を持ってきていた。
このテントを張る口実としてのソロキャンプ、と言っても過言ではないくらい
この日をずっと心待ちにしていた。

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今まではmont-bellのMoonlight 1型を愛用していたんだけれど、
登山も兼ねようと思った場合、どうしても重さがネックになっていた。
mont-bell Moonlight 1型が2.1kgなのに対して、NEMO TANI LS 1Pは1.09 Kgと、
およそ半分の重さでテント内スペースも体感倍ちかく広い。

テントを貼り終えたあとはお気に入りの椅子(Helinox)に腰掛けながら冷えたビールで乾杯。
予定はただの一つも立てていない。
ここにあるのは、数冊の本と、冷えたビールと、よく乾いた枯れ枝だけだ。
時間はまだまだたっぷりとある。

隣のテントではQueenの”Don’t Stop Me Now”が流れていた。

 

 

もうちょっと続きます

 

NEMO(ニーモ・イクイップメント) タニLS 1P NM-TNLS-1P
NEMO(ニーモ・イクイップメント)