UPDATED *2017.06.05*
/ 2016.09.03 /
outdoor /
すこし遠くへ その2

(前回はこちら)
和気小学校の少し前にある細い道を左に曲がり、雑木林に囲まれた道をまっすぐ登って行くと、和気あいあいの里キャンプ場に辿り着く。この場所に来るのは久しぶりだった。キャンプ場自体が森の袋小路のようなところにあり、虚空蔵山への登山道がキャンプ場から続いている。静かで、ひと気の少ないところが個人的にとても気に入っていた。
キャンプ道具がつまったザックを担ぎ、テント場へと向かう。あまりこのキャンプ場で他のグループと出くわすことは無いのだが、今回はどうやら先客がいるらしい。軽く会釈をしながら先客たちの前を通り過ぎる。お酒を飲みながら楽しそうに談笑しているカップルが目に入る。きっとヒト夏の思い出作りにキャンプにきているのだろう。テントの片隅に置かれたスピーカーからは、Queenの”Crazy Little Thing Called Love”が流れていた。
(あぁ、こういう雰囲気いいな…)
何か交流をするわけではないんだけれど、良き隣人としてうまく付き合えそうな気がした。
◇ ◇ ◇
今回は、昨年買ったきり一度も張ることができなかったNEMO TANI LS 1P を持ってきていた。このテントを張る口実としてのソロキャンプ、と言っても過言ではないくらいこの日をずっと心待ちにしていた。

今まではmont-bellのMoonlight 1型を愛用していたんだけれど、登山も兼ねようと思った場合、どうしても重さがネックになっていた。mont-bell Moonlight 1型が2.1kgなのに対して、NEMO TANI LS 1Pは1.09 Kgと、およそ半分の重さでテント内スペースも体感倍ちかく広い。
テントを貼り終えたあとはお気に入りの椅子(Helinox)に腰掛けながら冷えたビールで乾杯。予定はただの一つも立てていない。ここにあるのは、数冊の本と、冷えたビールと、よく乾いた枯れ枝だけだ。時間はまだまだたっぷりとある。
隣のテントではQueenの”Don’t Stop Me Now”が流れていた。